さかなのブログ

28歳(女)現在無職 発達障害 アスペルガーグレーゾーン女のブログ

逃げ癖【長文】

 

今回は私の逃げ癖について書いていきたいと思います。

 

(クズっぷりが発揮された内容になりますので嫌な気持ちになるかもしれません、苦手な方はページを閉じてくださいね)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は逃げる癖があります。

これまでも辛い事や都合が悪い事から幾度となく逃げてきました。

今回は前職から逃げたお話を書いていきます。

 

 

 

 

そもそもなんで逃げたのかと言うと

私の仕事の出来なささが原因です。

 

前職は派遣で事務系の職種でした。

派遣された時、同じ職場に私より数週間先に派遣されていた子がいました。(以下Cさんと呼びます。)

Cさんと私は同じ仕事を任されて2人で分担する様にと上司から指示を受けていました。

AとBの仕事を私達が分担する形だったんですが

Aがメインの仕事でBはサブで急ぎではなく、出来ればやっといてね!という感じの仕事でした。

私もCさんもAの仕事は絶対にしないといけないので、2人で分担して作業し先にAの仕事が終わった方が、Bをするという感じに自然となっていきました。

 

 

しかし、私は仕事の効率が悪く、Aの仕事を時間内に全く終わらせる事がなかなか出来ませんでした。

 

なので自然とCさんがBの仕事を1人でこなす流れになっていきました。

 

しかもCさんは仕事が早い...なのでAの仕事も風のように終わらせていました。

 

Cさんには多くの仕事を任せてしまい、私にもイライラしていただろうと思うし、ただただ申し訳なかったと思っています。

 

AとBの仕事を毎日こなすCさん、Aで手一杯になって期限に終わらせられない私

こんな状況ですがCさんは「全然大丈夫なので自分のペースで進めて下さい」と怒るわけでもなく、神の様な対応で本当に申し訳なかったです。

 

そしてある日私は、久々に手が空きBの仕事をする機会がありました。

因みにBの仕事は初めに社員さんから私とCさんと一緒に作業方法のレクチャー受けていました。

 

ですが...

 

久々にBの仕事をする私はどうやって作業するのかほとんど覚えていませんでした...。

 

しかも教えてもらった時から少し作業方法が変わっていたり、そもそもBの仕事ってなんの為に作業するものなんだろうか?という仕事自体を理解していなかったり

 

何が分からないのか分からない!という状況に陥っていました。

 

因みにCさんは、ルールが変わった箇所を事前に教えてくださいました。

しかし私の頭は仕事自体がそもそも理解出来てないし忘却も入ってるし、新しいルールも頭に入らず、ほぼ初めて作業するかの様な状態になっていました...。

 

ですが、久々にする作業を覚えていない事って結構誰にでもあるんじゃないのかな、と思ったりします。(多分)

 

それより私がダメな所は、「久々にするから忘れてしまってる所がある」というのを誰にも言わなかった事です。

所謂 "分かったフリ"をしてしまいました。

 

これが私の仕事を遅くさせる原因の大いなる一部となります。(⚠︎しかし他にも原因はたくさんあります)

 

ですが、この一度教えてもらった仕事をもう一度聞く勇気が出ず

そもそも自分何を分かっていて、何が分からないのか把握出来ていない状況に陥ってしまっている

そして日頃仕事が遅いのにまた同じ質問をしたら「そんな事も覚えてなかったの?」と呆れてられたり、怒られるのではないか...という恐怖心

 

また単純に自分の状況を人に打ち明ける勇気の無さと語彙力の無さから自分の状態や気持ちを上手く伝えられないかも...という恐怖心

 

 

そんな恐怖心に勝てませんでした。

 

そして私が選んだのは

とにかく記憶とメモを頼りに進めていく!でした。

なので結局すごく時間がかかりました。

因みにBの仕事は1件につき大体30分くらいで終わるような内容です。

 

しかし私はこの選択で1件に1時間くらい掛かってしまいました。

 

ですが、私は日頃から仕事が遅いのと、久々にやる仕事だった為、多めにみてもらえたのか分かりませんが、特に何も注意されず。

なんとか終わらせる事が出来ました。

ですがきっと内心うんざりはされていたと思います...。

 

そしてBの仕事が一通り終わり、私はなんとなく疑問点や、分からない所が把握出来てきていました。

 

ですが、私はこの疑問を誰にも聞く事をしませんでした...。

 

なぜなら、「なんで仕事が終わった後に聞くの?」と言われそうだし

 

「分からない事があったらその時に聞いてね」と過去に注意されていたからです。

 

"聞くは一時の恥 聞かぬは一生の恥"

 

みたいなことわざがあったかと思われますが(適当ですみません)

まさにこれですね。

 

私は分からない箇所を気づいておきながらスルーしてしまいました。

これは仕事する上で結構大問題です。

 

そしてそこには「Bの仕事はあまり回ってこないしまぁいいか」

という馬鹿みたいな甘い気持ちもありました。

(最低ですね...)

 

そして一度先送りにした事は段々聞きづらくなっていきます。

私は結局分からない所は聞く事が出来ず、Bの仕事が回ってきたら仕事の意味は理解せず作業だけ覚えてこなすという感じでやり過ごしていく様になりました。

 

要はBが何の為の仕事か理解せずに言われた通りにただ作業しているだけ、、の状態でした。

 

たまにBの仕事でイレギュラーな内容のものがありましたが、(仕事を理解していないと出来ない内容)そもそもCさんの方が仕事が早い為そういった内容のものは必ずCさんに依頼がいっていました。

 

そしてCさんが休みの時は私が代わりにBの仕事をするのですが、何故かイレギュラー的な内容のものは依頼されませんでした。

(恐らく私の仕事が遅い為、避けられていたのだと思います)

因みにBの仕事は社員さんが依頼してきます。

ですがそもそもその日に必ずして欲しいという優先度の高い仕事ではない為、私に頼むと無駄に時間が掛かる為、Cさんにしか頼まれなかったのだと思います。

 

(裏では色々言われていたかも...)

 

そんな騙し騙しBの仕事をこなしていた私。

 

初歩的な仕事内容も理解出来ていませんでした。

しかしもう聞くことなんて出来ません

 

 

そんな状況で転機がきます。

同じく派遣から新人さんが2人入ってくる事になりました。

 

そしてチーム替えをする事になりました。

Cさんは優秀な方だったのでみるみる難しい仕事も任される様になっていき、私達の仕事から離れ、新しい別の仕事を任される様になりました。

 

そして私と新人さん達でAとBやその他の仕事を分担していく事になりました。

 

そしてこの新人さん達が入ってくるまでにもう1人Fさんという新人さんが入ってきております。

 

FさんはAの仕事と別の仕事をバリバリこなしてくれていました。

要は私とFさんとでAの仕事を分担していました。(というかほぼFさんがこなしていました。)

 

Cさんはその間、Bの仕事とFさんの指導、そして新しい仕事を任されていました。

 

そんな中私はなかなか処理速度があがらず、ほぼAの仕事専任みたい感じでした。(専任というと聞こえがいいですね...。😭)

 

そんな状況でFさん、新人さん2人、自分の4人のチームに編成し

 

Fさんが新人さん2人にAの仕事を教え

私がBの仕事を教えるように上司からの指示で決まりました。

 

 

因みにBの仕事はそんなに重要ではないし

内容も一般的に見れば難しくはない感じかと思われます。

 

しかし私、、教えられません

なぜならBの仕事を理解してないから

 

作業だけは教えられますが、

なぜその作業をするのか?

Bはなんの為の仕事なのか?

 

なんて聞かれても答えられない

しかし分かっていないなんて言う事ももう勇気がなくて出来ませんでした。

 

なので教えてあげて下さいと言われて

承諾してしまいました。

 

 

 

ですが、私も毎日Bの仕事をしてた訳ではありません。

しかもイレギュラーな内容の仕事はCさん専任の様になっていたので

私が知らない情報もあるだろう、と思いました。

 

なので勇気を振り絞り、Cさんにその旨を伝えました。

そして教えなければいけない立場になったので、腹をくくり正直にすごーく初歩的で分からない所を伝える事にしました。

(やっと...。)

 

もちろんCさんは呆れてました。

特に何も言われませんでしたが...

私はやっと聞けてホッとしましたが、やはり疑問点を溜めていたので、情報量が多く正直一度聞いただけでは理解出来ませんでした。

 

なんで今まで時間があったのに聞かんかったんや!

というか分かってたフリしてたんかい!

 

とツッコミというか罵声が飛んできそうした。

因みにこの間1年くらいの時間はありました...

 

 

そしてやはり私の知らなかったルールも結構ありました。

ですがそれが理解出来ませんでした...。

私の馬鹿な程初歩的な質問で時間を大分割いてしまい、時間はかかるわ、全然理解してないわでかなりイライラ気味でした。(当たり前)

 

そのあとに知らなかったルールを教えてもらったのですが、Cさんのイライラを感じとってしまい、分からなかった点を掘り下げて質問する勇気がでず、(怖くて)メモも元々苦手ではあるのですが緊張とスピードについていけず、しっかり取れていませんでした。

 

 

そしてとうとう新人さん達にレクチャーする日を迎えたのですが...

私自身が仕事内容をやっぱりちゃんと理解できておらず。

案の定作業方法と流れだけ教えて、新人さん達の質問にはほとんど答えられず、微妙な雰囲気なまま終わらせてしまいました。

 

そして、結局私の実力不足により、Cさんが再度新人さん達にレクチャーする事になりました。

 

本当に自分が情けなくて嫌になりました。

(もう何回目か分かりません)

 

そして、新人さん達にレクチャーをしましたが、しばらくは私にBの仕事が回ってくるという事に決まりました。

 

しかし、、やっぱりやっぱり私はA仕事を時間内に終わらせられない

そして新人さん達もしばらくの間はAの仕事をレクチャーしてもらっている最中でした...(Fさんに)

 

なので結局Bの仕事を裁けず

しばらくの間はCさんにやってもらう事になってしまいました。(結局変わらず)😭😭

 

もう私は逃げたかった、早く辞めたくて仕方なかったです。

 

そしてある日、Cさんが欠勤した日がありました。

もちろんBの仕事は私がしなければいけません。

その日は仕事が少なくBの仕事もしっかり終わらせる事が出来ました。

 

そして次の日Cさんは出勤し、お昼過ぎくらいから社員さんとずっと話をしている感じでした。

 

私は向こうの仕事で何か問題があったのかなぁ

と軽く見ながら自分の仕事をこなしていました。

 

何時間も話し合いをした後、私と新人さん2人以外の同じチームのメンバー達がCさんに呼ばれ、何か説明を受けている感じでした。

 

同じチームの人達が呼ばれていたので、私も呼ばれるのかと思っていましたが呼ばれず...

 

なんとなく不安を感じました。

 

そしてしばらくするとCさんから私宛に上司や他のチームメンバー全員をCCに入れてメールが送られてきました。

 

内容を確認すると

私がBの仕事で結構大きなミスをしている事がわかりました。

メールにはミスの内容と今後同じミスを起こさないように対策を考えたという話と

 

私には一度Cさんから説明を受けているので同じ間違えはしないように、と注意勧告が書いてありました。

 

私がミスした箇所はCさんに注意するようにと一度説明を受けていた箇所でした。

私が見逃していた事と内容を理解出来ていなかった事が原因で起きたミスでした。

 

Cさんからはメールのみの連絡でしたが、チームリーダーや部長とも恐らくその事で話合いされていて

結構大事なのではと思い、直接謝りにいきました。

 

Cさんはかなり呆れた感じでしたが、私がしたミスがどういう影響をもたらすのか説明をしてくれました。

そして「もうBの仕事は気にしなくて大丈夫ですから」と言い放ち仕事に戻っていかれました。

 

私はびっくりして、これってもう"Bの仕事はもうするな"という意味なのかと思いその場でかなりショックを受けてしまいました。

そして語彙力もなく、質問も聞く事が出来ませんでした。

 

そしてとりあえず謝罪をしなければと思い、チームの皆に謝罪のメールを送りました。

 

その後、それまでのミスや自分の能力の低さ、仕事の出来なさで落ち込んでいたのもあり、泣いてしまいました。

 

 

 

なんで見逃したのか、なんで分からなかった所を詳しく聞かなかったのか...

 

 

 

 

そしてある日またCさんが休みの日がありました。

私はヤバイ、、Bの仕事どうしようと

ずっと悩んでいました。

 

私やらない方がいいのかな😣

でも私が今までやってたしやらないとまずいよな...

またミスしたらどうしよう

急ぎの仕事じゃないしCさんに明日やってもらった方がいいのかな...

 

 

とずっとずっとグルグル考えてしまい

 

私はBの仕事を"放棄する"という

最低な判断を下してしまいました。

 

 

 

しかもその日はほとんど仕事がなく

なんでもない雑用をこなしていただけの一日でした。

なのでBの仕事をたっぷり出来る時間がありました。

 

しかし、私は自分が作業していいのか?やらない方がいいんじゃないか?

私がする事全てが間違えてるんじゃないか?

という恐怖心というか自分の挙動や発言すべてがおかしくて間違っていて否定されるものなのではないか?という気持ちに駆られて

 

誰にもどうしたりいいのか等相談できず

明日Cさんがやってくれる、、と思い込んで...

私は仕事を放棄して帰ってしまいました。

 

 

帰る時に上司が私をチラッとみたので

放棄したのを気づいていたと思います。

 

 

そして次の日Bの仕事の資料がなくなっていました。要は誰かが代わりにやってくれていたのです。

 

私は勇気を出して同じチームのメンバーに聞いてみました。

するとFさんがBの仕事をしてくれていた事が分かりました。

 

FさんはBの仕事は初めてで、しかも他の仕事で夜遅くまで残業していました。

その上の私が放棄したBの仕事をしてくれていたのです...。

 

私はやってしまった、、と思いFさんに謝ると「大丈夫ですよ、皆で助け合いましょ」と答えてくれました。

 

やっとここで罪悪感が泉のように湧いてきました。

 

穴があったら入りたい。

ここから逃げたい。

なんでこんな事したんだろう

最低すぎる

また逃げてしまった。

 

 

こんな感情に支配された私

アスペルガーの症状なのか性格上なのか分かりませんが、一つの感情に支配されやすいです。

 

もちろん、こんな状況ですので負の感情に支配されるのは当たり前なのですが...

 

負の感情に支配された私は"逃げたい"というか 気持ちと"また逃げるのか"という気持ちの葛藤が始まりました。

 

しかしそもそも向いていない、この頃の私は気付いていませんでしたがキャパオーバーしていました。

ただ、周りに手取り足取り助けてもらってる状況が精神的に重荷になりかなり自分を責めていました。

 

その疲労からか、周りの「大丈夫ですよ」という言葉からか逃げる方向に走っていました。

 

この「大丈夫ですよ」という言葉は優しさなのか、社交辞令なのか、皮肉なのか

上司から仕事を振ってもらえないのは自分の努力不足なのか、配慮なのか

 

使えない人に時間を費やすのはただ仕事を増やすだけだと思われていたのか

 

仕事が出来ない、人に聞けない、周りに呆れられている、分かってるのにその状況を打破する勇気がない

 

そんな分かって居ながらも出来ない自分に後悔し、更に病んでいくという負の連鎖に入ってしまい。

 

仕事から逃げFさんに肩代わりさせてしまった以来、罪悪感をずっと感じながら出社していました。

 

それからBの仕事は私ではなく新人さんに任される様になりました。

投げ出した自分が悪いのですが、それもまたグサリと心に刺さり

 

私は次第に出社前になると気分が沈む様になり、欠勤するようになりました。

 

行きたくない、と拒否感が出て感情の上げ下げがある時はまだ出社出来ていたのですが

 

頭がぼんやりして、行きたくないと感じ始めた時からやる気が出てこなくなり、罪悪感なく欠勤してしまうようになりました。

 

そのまま私は休職という形をとりフェードアウトする形で辞職しました。

 

 

長い文章お付き合い頂きありがとうございました。

 

まだまだ私の逃げエピソードは沢山あります。

 

今回は逃げ癖のお話し前職バージョンでした。